英語学習のポイント

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英語学習のポイント「英語の前に国語とは?」

英語学習のポイント「英語の前に国語とは?」

日本では、学校教科名に“国語”科、日本語辞典を“国語”辞典というように、“日本語 (Japanese)”と呼ばずに“語 (National language)”と呼ぶが、世界的に見ればこのような例は少ない。例えば、イギリスアメリカなど英語圏国家では“English”すなわち“英語”と呼称し、“National language”とは呼ばない。ただし、憲法上あるいは法律上、優勢な言語を語(National language)と定める国は少なくない。

日本の英語教育では教科としての国語を英語に訳す場合はJapaneseである。逆にJapaneseを日本語に訳す場合国語としている。

「国語」という単語は、明治時代に作られた和製漢語であり[3]、この語の創始者については三宅米吉物集高見上田万年など諸説があるが、1885年明治18年)に三宅米吉が立ち上げた『方言取調仲間』の趣意書に「我が日本の国語」という表記が初めて使用され、定着した[4]。なお、この「国語」という単語は、中国・朝鮮半島ベトナムなどの漢字圏に逆輸入され使用されている。(ただし、ベトナムにおける「國語」はベトナム語を表記するラテン文字を指し、意味的には「国字」に近い。)

日本では、言語を「○か国語」と数えることが多い。しかし、世界には国語になっていない少数話者の言語が多数存在したり、国に複数の公用語がある場合など、国の数と言語の数を結びつけるのは適切ではないという考えから、「○言語」という表現もある。同様に「母国語」に対し「母語」という表現がある。